忍者ブログ
世界一周についての報告書です。 2007/05/06に日本を出発し、2008/04に日本に戻ります。 行き先はアジア→ヨーロッパ→中東→アフリカ→南米→北米→日本です。
[1]  [2
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

更新久しぶりです。
更新がない間、なかなかひどい目に遭ってました。

6/19にバンビエンからビエンチャンに移動し、夕方にビエンチャンからベトナムの中部の都市であるダナンに移動というスケジュールでした。

ビエンチャンに着いたのは4時間半後。
3時間で着くと全員行っていたのに、行きも帰りも4時間半。
もう4時間半と初めから言ったほうがいいような。

それはさておき、ビエンチャンでは喫茶店で日本人男性に会いました。
オーストラリアからのワーホリ帰りについでにアジアを周遊しているそう。
Fさんと同じだ。そういう人多いのかしら。

「今日って何日の何曜日っすか?」と聞かれた。何時じゃなくて何日。
長旅って怖いな、と思いました。

そして6時前にバス乗り場までトゥクトゥクで連れてってもらいました。
24時間乗る予定のバスと初対面です。
見せてもらった写真ではダブルデッカーでVIPバス。
このために安いバスは18ドルのところを22ドルも出しました。

目の前にあったバスは、VIPバスというか、貧乏人(V)、一文無し(I)、プー太郎(P)バスでした。
ヒュンダイのバスなんですけど、写真で見たバスとの共通点はバスであるという点だけ。

バスというかミニバス。
そして走行距離も不明な、まぁ少なくとも20年は毎日走ってボロボロになったバス。
4列椅子があるのですが、ミニバスに4列もあるので当然ぎゅうぎゅう。
そして前の座席も近くて足を崩すどころか普通に座った姿勢でひざが前の席に付くほどぎゅうぎゅう。

あとなぜか後ろ1/3の座席がとっぱらわれてレッドブルというジュースが山のように積まれている。
これローカルバス以下じゃん!
半分貨物バスじゃん!

そして先客の荷物もえらいことになっている。
まず鳥。ぴよぴよぴようるさい。
そしてドリアン。勘弁してください。
床には果物の皮が散乱している。
なんか濡れてる。
通路にも荷物を置いていて移動が難しい。

エアコン完備だと聞いていたのに、もちろんエアコンは付いていませんでした。
そして明かりもありませんでした。

これに24時間…?
目の前が暗くなりました。

これ、普通に騙されたと思うのですが、でもみんな騙してるつもりはないような笑顔。
バスのチケットを買ったお姉さんの笑顔からは悪いオーラなんてまったく感じられませんでした。
ラオス人の笑顔って一体…。

でもこれ以外にラオスを出国できる手段がないので、無言でバスに乗り込む。

そして6時出発と聞いていたのに「7時」と言われ、じゃあ、と7時前からくそ暑いバスの中で待ってたら、結局出発したのは8時半。もう出発前から気分最悪。

バスに乗り込んで来たのは全員30代から60代の現地人男性でした。(あと現地人女性が1人)
これツアーバスじゃないじゃん!

全員乗り込んで出発したとき、ようやくクーラーが入りました。
10分後、切れました。
まさかこれが「エアコン完備」ですか…?

そしてようやくバスは走り出します。
私の隣に男性が来ようとしたのですが、こんなぎゅうぎゅうの状態で男性とぴったりくっつくなんて嫌過ぎる。
「女性をお願いします!」と英語で言ったのですが通じず、結局私は一人で2席を使えることになり、比較的ましに寝ることが出来ました。
でも夜中じゅうラオスポップスが大音量で鳴ってました。耳栓しててもなおうるさいほどの音量。
そして寝てるうちに頭の上に針金が落ちてきました。

翌朝、8時にベトナム国境に着きました。
入国審査官がパスポートを返す際に賄賂を要求してきました。
払わないとパスポートは返さない、です。
結局払わざるを得ませんでした。初賄賂です。

そしてベトナムに入国し、何人か降りて少し楽になり、景色も素晴らしかったことから気持ちがようやく和んできました。
周りはバスの乗務員含め全員英語が話せない人ばかりでコミュニケーションも何もなかったのですが、牛乳をくれたり、バナナ風味のもち(めちゃまずかった)をくれたり、なぜか私を写メールで撮ったり、私のパスポートにキスしてきたり、果物をくれようとしたり、ベトナム通貨を持っていない私にお昼ご飯をおごってくれようとしたり、好意は示してくれてました。

ですが。

更なる悲劇はその後に。

和んで1時間もしないうちに、15人以上のベトナム人が乗ってきました。
ええ!?
なんで!?
これツアーバス(名目上)でしょ!?

第一席なんて5席くらいしか余ってないのに。
…余った人はレッドブル(ジュース)の箱の上に乗ってはりました。それでいいのか。
で、そこで、荷物置き場に私のバックパックが置かれていたのですが、みんな平気で土足で踏んでいく。
というか土足で私のバックパックの上でくつろいでいる。
そりゃジュースの箱に比べたら柔らかいけど。

「やめてー!」と叫ぶ。
もう嫌になってきた。

そして私の隣に座ってきた人もひどかった。
まず靴を脱ぎ、足の裏がめっちゃ汚れてたのですが平気でこっちに向けてくる。
(というかあと4センチというところまで迫ってた)
寝だしたと思うと腕や足がこちらにガンガンぶつかってくる。
姿勢を変えるときは私の太ももを押して変える。
私の肩も平気で触るし、私の椅子の1/3は常に使ってる。
「触らないで!」「向こうへ行って!」とまた日本語で叫ぶ羽目に。

寝てるんだから仕方ないだろ、みたいなジェスチャーをされたのですが、まったく仕方なくないです。
ほかの人も汚い素足を前の座席の上にほうりだして、しまいには「カーッ、ペッ!」とタンを吐き、もうさながら地獄絵図。

もう嫌だ。早くダナンに着いて。
それか日本人の友達が隣にいてほしい。こんな状況で一人はきつい。

ダナンには18時着のはずだったのですが、その辺の時間に晩御飯が始まりました。
「ダナンには何時に着くの?」とダメモトでバスの乗務員に英語で聞いてみたところ、時計の八時を指差して「八時」と言っていたので、通じた、とほっとしました。
2時間遅れならまぁなんとか。

8時。
「HUE(フエ)」という看板が目に入ったときにはクラクラしました。
フエ…ダナンから北に100キロほど行った都市。

結局ダナンに着いたのは22時15分。
知らない町で真夜中に一人でほりだされる私。
しかも直前に「このホテルに行って」と住所を渡して「OK」と答えたにも関わらず、まったく関係ない場所で下ろされました。

ラオスバス。
もう二度と利用しない。
というかラオスには鉄道もまともなバスもないので、鉄道やバスが整備されないうちは二度と行かない。

その後は、持っていた米ドル現金のパワーでやっとまともなホテルに宿泊できました。
ダナンのベトナム人にはかなり親切にしてもらいました。苦あれば楽あり。

以上、私の過酷なバスの旅の報告でした。
はー、長くなってしまった。
PR

昨日はもう虫がすごいことになってて刺されまくりました。
白いダブルベットなのですが、正体不明の数ミリから1センチ程度の虫が払っても払ってもどこから湧いてるのかと思うくらい。

そこには蚊か何かが混ざっていたようで、手先を中心に顔まで刺されました。
かっゆー。。。

川べりだから?
一応高いホテルなのに(ここでは)。
枕をめくったら黒い点々が無数にあったときはもうどうしようかと思いました。

東南アジアでは一番刺された。
最終的には持参のアルミシートを敷いて寝ました。

そしてお昼前から隣や下の部屋で工事が始まって超うるさい。
見てたらエアコンを取り付けようとしているみたい。
新築って書いてたけど、まだ作ってる最中ならお客を泊めないでよ!
静かにしてって言ったらそれは出来ないというようなことをいうし、なんか日本とは常識が違うと痛感してしまう。
Fさんは遊ぶなら外国だけど住むなら日本と言っていて、その理由を「自分の常識が一番通じるから」と言っていたけどそれもそうだと思う。

チューブくだりをしてみたけど、なんか途中でバーがたくさんあって音楽の音が超うるさい。
欧米人が9割以上なので仕方ないかもしれないけど、ここでの欧米人は特にうるさい。
街中でもレストランからは音楽や映画の音で溢れているし。

そしてホテルの料金を払おうとしたんだけど、トラベラーズチェックにサインをさせた後で20%以上のコミッションを取ると言うし。
そんなこと始めっから言えよ!
「あなたはサインさせる前に私に言うべきだ!」
と怒ったのですが、「どこもコミッションは取る」と論点の違うところを言い出すし。

ドル建てで30円ほど不足したのですが、「ディスカウントしてあげる」と言ってきたので、現金で30円ほど払いました。
「あなたにディスカウントなんてされたくない!」
そしたら「もっとくれ」とニコニコしながら言ってくるし。

昨日韓国人さんをぼっていたトゥクトゥクも笑顔だったし、なんか駄目な人も笑顔だ。ラオス人の笑顔の意味が分からない。

ちなみにお昼ご飯を食べようと入ったレストランには麻薬があった。
店を出た。
駄目かもしれない、バンビエン。

今はビエンチャンから4時間くらいのバンビエンという町にいます。
15分あれば端まで歩けるような小さな町だけど、私としてはピーピー島と並ぶくらい魅力を感じました。

見るところは何も無く、あるのは自然だけなんですが、こういう町って意外とないんですよね。
東南アジアはどこも結構都市化されてて、たまに自然があっても観光地化されててちょっとげんなりだったり。

その点ここはのんびりするには最適です。
物価も東南アジアで一番安い。

結構普通のホテルが1ドルとか。一番多い価格帯で2ドルから3ドル。

私が泊まったのは新築でリバー&マウンテンビューだったので6.5ドルなのですが、これでも安いと思う。
眺めがすばらしいです。
下にはメコン川、目の前には中国風の山がどーん。霧がかかって雰囲気ばっちり。
ふもとには田んぼが広がっていて、道の真ん中を牛がぶおーぶおー言いながら歩いてる。

写真をアップできないのが残念。

ラオスほんとに魅力のある国です。
ラオス帰りの人がみんな「何も無い国だけど、いい国だったよー。ぜひ行ってみて!」と言うのですが、私も同じです。

明日はチュービングといって、浮き輪に乗って川の上流から3時間くらいひたすら下るというバンビエン名物があるのでそれをやる予定。

その後はひたすら私のホテルのすばらしきテラスで景色を堪能しながらマンガを読む予定です。
(なんかおいしんぼが10冊1ドルで貸し出してた)

Fさんとはさきほどお別れしたのですが、韓国人女性さんとは相変わらず仲良しなので、明日はまた一緒にご飯を食べます。
今日はヨン様は実際いかがなものなのか、について討論しました。
本日はピーピー島で別れたFさんと再会しました。
というか起きると足元にFさんがいました(ドミトリーだから)。おー、ちょっとびっくり。

さっきビエンチャンに到着したそう。

今日はFさんと観光する事にしました。

まずはブッダパークへ。
着いて驚きました。
ここは仏像がたくさんある公園みたいなところなのですが、その仏像が異様です。
大体40体程度、小さいものも含めると数百の仏像があるのですが、なんか素人芸術家が想像力のままに作ったような感じ。

でっかい球形のような建物?は入り口が化け物の口になっていて4階建てなのですが、1階がどくろ、2階がヒンドゥー要素も入った蛇とブッダ、3階が上半身人間で下半身が蛇の人間?が大量に。
しかもどれも壊れてる。
照明がほぼないこともあって怖い。ホラーっぽい。

他にもたくさんの生き埋めの人間を象で踏み潰している横にブッダとか。
なんだそりゃ。

なんか「面白公園」て感じでした。芸術要素はゼロ。

そこで韓国人女性と知り合い、夕方まで一緒に観光してました。
バスではブッダパークまで70円くらいなのに、トゥクトゥクにぼられて2000円くらいで来たらしい。
うーむ、ラオスはそういうのないと思ってたよ。お気の毒です。

この方とてもいい方でした。
いい人なのが全身や物腰から出ている感じ。こういうオーラもあるんだなー。
ちなみに私のドミトリーの隣のベッドの韓国人さんはカワイイ、お酒のもう、と誘ってきます。
韓国人男性は日本人女性に対しては結構ナンパ、韓国人女性はストイック、という噂があるようですが本当かも。

そして疲れたのでラオスマッサージやってもらいました!
結構高そうなホテルのマッサージなのに1時間4ドル。やっすー。
タイマッサージに似ているけど、ラオスマッサージは痛いです。
かなりの力で押す。気持ちいいというより痛い。
いい経験でした。2度目はもういいけど。

そして晩御飯はフランス料理店へ。
ラオスはフランス領だったことがあるのでフランス料理が美味しいらしいのです。
昨日の方に教えてもらったメニュー、イカのコース料理をオーダー。
結構美味しかったです。イカが柔らかくて。
味より雰囲気が良かったです!これで6ドル。

ラオスは他の国のような安かろう悪かろうではなく、結構良くて安いので、普通に贅沢が出来ます。
おすすめ。

では明日はバンビエンという街に移動します。
何もないところだけど自然が有名なところで楽しみです。
私は2泊するけど、Fさんは1泊だけ。
相変わらず移動がパワフル。
今日はラオスのビエンチャンを観光していました。

とはいえ、タイ側の国境に着いたのが9時過ぎ、ビエンチャン入りしてホテルに荷物を置いたのは11時くらいでした。
ビエンチャン自体は徒歩で端から端まで歩けるような小さな町です。首都なのに。
そして日本びいきです。今年から近隣国に先駆けてビザが免除になったほどに。
観光名所はないですが、とってもいい町です。
着いて初日に好きになってしまいました。

それはさておき、疲れてたのでお風呂入ったり洗濯したりしていたら3時。
ラオスは8時から16時までしかお寺も博物館も開いてないので、ご臨終になったPCの代わりに旅行記を書こうとノートを探していました。
でも高いスーパーにもなかったので、そこで日本食材コーナーにいた日本人女性に声をかけてみたんです。
「ノートってどこに売ってるかご存知ですか」
と。

そしたら日本の財務省勤務の方の奥さんで、ちょうどご主人と運転手付の車で移動中だから一緒にノートを買いに行きましょう、となんと同乗させていただけることに。
ついでにビエンチャンも観光しましょうということに。
なんか高いホテルも顔パスで屋上まで案内してもらえました。
そしてお寺とか見せてもらったり、なんかお土産買ってもらったり、帰りのタクシー代とかいって1000円くらい現金もらったり。きゃー。

結局2時間以上色々つれてってもらえました。
ものすごく上品な方々で、なんか世界が違う感じがしました。
でもすごく気さくで、尊敬する人の1人になりました。

とってもいい出会いでした。

そして夕方になったので、メコン川でジュースを飲みながら夕焼けを見ていました。
これも一つの絶景でした。のんびりした。
ラオスは心底のんびりさせてくれる国ですね。
これは他の国にはない特徴です。

この後は明日がビエンチャン観光、あさってがバンビエン(ちょっと北に3時間行った所の自然が豊かな町)、しあさってがバンビエン観光、4日後がバンビエンからベトナムのダナンまで28時間かけて移動。
ダナンで一泊して、そこからホーチミンまでまた24時間かけて移動。死ぬかも。

ちなみにバンコクからラオス国境までは列車で来たのですが、素晴らしかったです!
窓が結構大きくて自分で自由に開け閉めできるのですが、星がとても綺麗に見えました。
目立つ星だけでも30個くらい。
満天の星という訳でもない数ですけど、周りは紺と紫を合わせたような色をしていて、木が影になっていて、これも忘れられない光景になりました。
寝ながら星をずっと見続けられるシチュエーションって結構ないですよ。
そのまま寝てもいいし、気持ちいい風がずっと吹いてるし。
最高でした。
カレンダー
04 2024/05 06
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
フリーエリア
最新コメント
[11/07 Masa]
[05/01 なおこ]
[05/01 ヨッシー]
[04/23 なおこ]
[04/14 ヨッシー]
最新トラックバック
プロフィール
HN:
なおこ
性別:
非公開
自己紹介:
大阪出身の25歳女です。
世界一周中です。

2007/5/6にバリ島へ出発して、
アジア→ヨーロッパ→中東→アフリカ→南米アメリカ
の順で、1年間かけて世界一周しています。

滞在予定国数は40カ国です。
バーコード
ブログ内検索
カウンター
アクセス解析
アクセス解析
忍者ブログ [PR]