九塞溝＆黄龍（チベット圏）

しばらく更新止まってました。
移動でトラブってたり、ちょっとチベット圏に３泊４日の現地ツアーに参加してたりして更新できませんでした。
チベット圏なので当然ネットカフェなんてなし。
体は移動疲れ以外は元気です！
中国広すぎ。。。ちょっと名の知れたご飯屋さんにいこうとしたらバスで往復１時間ですよ。町の中心部から中心部までなのに。

今はようやく日本語が使えるPCがあることだし、ここ最近の出来事を振り返ってみたいと思います。

7/9
麗江でのんびり。
また日本食食べたり、日本から持ってきた文庫本読んだり。
雨も降ってきたので結局夜まで本を読んでた。
ベランダ（兼談話室）で本読んでたら「日本人ですか？」と声をかけられ、一週間ぶりに日本人とご対面。
同い年のヤスさん。
ベランダで色々話して、そんで一緒に町をぶらぶらしたり晩御飯を食べたり。
久々の日本人で嬉しかったなー。
結局ビールをちょっと飲んだりで話も弾んで深夜まで話してました。
タイでは日本人男性がモテるとか、ベトナムではみんなひどい目に遭ってるとか（ツアーでぼったくり、町を歩いててカメラひったくられる、犬にかまれてハノイで緊急治療など）。
この方は現地人と交流するタイプなので、あまり積極的には交流してない私の知らない話題が多くて面白かった。

7/10
今日は麗江から1000ｋｍ離れた成都までバスで移動する日。
朝から荷物を整理して、お昼には長距離バス乗り場に到着。
長距離バス乗り場までローカルバスで行ったんですけど、なんか番号の書かれたバス停はあるけど、結局手をあげてバスを呼ぶ乗り方だった。

最初そのやり方が分からずに、乗りたい番号のバス停を探して結構歩いてしまった。
ちなみに１元（１７円）。安い。

長距離バスは、バス内に２段ベッドが３０人分ほど並んでる寝台バスだった。中国は長距離バスが多いのでこういう寝台バスがメジャーみたい。
でも汚い。
普通にベッド周辺に食べカスとかあって、布団とか湿ってるし。。

まぁこれ以外移動手段がないので乗り込みます。
客は1/4くらい欧米人でした。
あとは中国人。

バスは１３時に出発しました。これから２４時間のバスの旅です。
麗江のある雲南省と成都のある四川省は山が多く、道中の景色も結構楽しめました。
でも夕方には２時間くらいかけてバスの修理を始めてました。
…調子悪いみたい。

晩御飯は英語の話せる若い中国人女性３人組＆男性２人で晩御飯。
晩御飯おごってもらっちゃいました。ごちです。
（ちなみにこの日に昨日会ったヤスさんが同じ宿でカメラを盗まれたらしい。一瞬の間なのでおそらく同室の人。アジアでのドミトリールーム利用は警戒が必要だなぁ。。。）

7/11
お昼ごろ、成都に着くはずの時間にまたバスの修理開始。
みんな仕方がないので果物を買ったりトイレに行ったり。
中国のトイレは東南アジアでもダントツに汚いんですけど、ここのトイレはワーストワンでした。
なんか山になってましたからね。
何とは言わないですけど。

んでまだ修理が終わらないので昨日の人たちとお昼ごはん。
私は中国語が話せないので英語で会話しており、英語を聞いた欧米人が話しかけてきたので中国人、日本人、そのドイツ人で会話が開始。

言葉を教えあったり、なかなか楽しかったです。
いい時間だった。

夕方にようやく直ったバスに戻ると別のドイツ人が小声で話しかけてきました。
「中国で英語教師をしている友人に聞いたんだけど、中国の反日教育は本当に小さい子供にまでされているらしいね。クレイジーだよ。」とのこと。

ドイツ人もそういうの感じるんだー。

でも中国にいると話題がどうもそっち方面に行くのはなんでだろう。

そして予定時間を９時間以上オーバーした２２時過ぎに成都に到着。
そのころには英語の話せる中国人はいなくなってたので現在地を知るのに苦労しました。
結局筆談で聞いて、目的の日本人経営ホテルまで3ｋｍ以上あると分かったもののタクシーは夜中に一人で乗りたくなかったので歩くことに。

途中も色々声をかけられたりして怖い思いをしつつホテル到着。
「満室です」
。。。がーん。

中国は７月と８月がお休みだそうなので今はどこも満室らしい。
でも明日２号店のホテルがオープンする予定だとのことだったのでそこに泊まらせてもらうことに。
なんとシングルルームが25元（450円）。
ラッキー。

そしてそこのロビーで会った日本人女性の典子ちゃんに九塞溝＆黄龍ツアーに誘ってもらったので一緒にツアーに参加することに。
一人だとルームチャージが100元（1700円）以上かかるらしい。

九塞溝＆黄龍は世界遺産で、今年の春くらいにテレビ番組（ロンドンハーツ）でやってて日本出発前から行こうと思ってたんですよね。
ほんとに透き通ったエメラルドグリーンの池があってきれいみたいで。

でも九塞溝まで１０時間以上かかる上に入場料が310元（5500円）もする。
山に入るだけでなにこの料金。

止めようかなーともちょっと思ったんですけど、宿泊しているホテルのツアーだとまぁ３泊４日でバス代、ホテル代、ご飯代、入場料など込みで840元（15000円）だったのでまぁいいかなと。
日本人と一緒だし（ポイント）、ルームチャージもないし。

そして倒れるように就寝。

7/12
宿で九塞溝＆黄龍ツアーの最安値を調べてたものの、どこも840元ということが分かったので日本人宿が手配してくれる現地ツアーに参加することに。
なんか中国の観光プライスは一緒っぽい。
競争原理が働いてない。

典子ちゃんはホテルの最初の客だったのでホテルのTシャツをもらってました。
近くにいた私もなぜかもらえました。
そして日本人オーナーとホテルや中国の話を聞いたりしてました。
中国ならではのお役所との付き合い方とか面白かったです。

そして典子ちゃんと一緒に町をぶらぶら。
列車の切符買ったり、銀行で両替したり（ちなみにこの両替も、手続きがどの国より煩雑。）、ご飯食べたり、成都動物園に行ったり。

動物園がすごくよかったです。
東北トラというのが（シベリアンタイガーだっけ）めっちゃでっかい！
今まで見たどのトラよりでかい。
興奮して写真撮ってたら虎に威嚇されてまた「わー！」といいながら逃げてしまった。恥ずかしい。
マレーシアでのバッファローといい、よく威嚇される私。。。

夜は同じ宿に泊まってた日本人男性２人と典子ちゃんと私で晩御飯。
麻婆豆腐の発祥の店で麻婆豆腐を食べました。
おいしかったけど、私は王将の方が好きかな。

一緒にご飯を食べた日本人男性がパプアニューギニアとかも旅している人で、何を聞いても楽しかったです。
やっぱり長旅をしている人は変わってる人も多いしネタもいっぱい持ってて何時間話しててももっと話したいと思ってしまう。

んで九塞溝＆黄龍ツアーが朝５時半に迎えに来るってことだったので、晩御飯後は急いで就寝しました。

7/13
６時に成都を出発し、九塞溝に向かいます。
ちなみに典子ちゃんと私以外は全員中国人でした。

バスに揺られていると、車内でマイクを使って自己紹介が始まりました。
タイタニックの主題歌を歌う人も出てきたり。
私も前に行く羽目になり、日本の歌を歌ってと言われたので「春のうららの隅田川～」とか歌いました。。。
あはは。

そしてバスはずーっと山を登ります。
気がつけば景色は壮観、標高も3000ｍを超え、ヤクとチベット人も見るようになってきました。

…あれ？
九塞溝ってチベット圏だったんだ。

その時に知りました。
そして１８時にやっとホテルに着いたのですが、もうめっちゃ寒い。
日本の１２月くらい寒い。
成都は夏なので、Tシャツしか持ってきてない。
その日はTシャツを３枚着て寝ました。

ちなみに宿の周りでは毛皮を売ってて、オオカミの毛皮が100元（1700
円）でした。こんなに安くてはオオカミも浮かばれまい。

7/14
今日は九塞溝。
相当混んでた。。。
最初の３時間は観光しているというか列に並んでる気分だった。
でもほんときれいだった！テレビや写真で見る光景が合成じゃなかった。

7/15
今日は黄龍。
午前中は６時起きで５件くらいお土産物屋を見させられました。
なんか変な石が400万円くらいしたりして。これ中国人欲しいのかなー。
あと明らかにプラスチックの石が本物として5000円くらいの値がついてた。いいのかなこんなことして。

3ｋｍの山道を登って見学。
夜は成都の近くまで移動だったので、宿に着いたのが23時前。
最後の晩餐ということでみんなきっついお酒を飲みまくり。

乾杯！と勧められておちょこで飲んだけどかなりクラクラした。

7/16
寝たのが夜中回ってたのに６時に起床。
お土産物屋巡りスタートです。
お茶に漢方薬に宝石などなど。
お茶とか100元（1700円）以上するのにみんな4つとか5つとか買ってた。
宝石屋で案内員に「日本人ならいっぱい買うだろう、みんなたくさん買っていく。」と言われたのですが、日本人が翡翠で仏を彫ったネックレスを１万円以上出して買うかなぁ。。。

そして15時に成都で解散。
相当疲れてたけど、もう明日は西安に移動するので、興味があったお寺に行ってきました。
道教のお寺で結構珍しかった。
昔の中国って感じで。

ホテルはシングルに２人で泊まるやつなら空いていると言われてしまい、本日は典子ちゃんとシングルで２人で泊まります。
初の経験。
中国では結構宿に困るなー。

明日はお昼発、翌朝着の列車で西安（昔の長安。楊貴妃とかがいた都市）に向かいます。