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世界一周についての報告書です。 2007/05/06に日本を出発し、2008/04に日本に戻ります。 行き先はアジア→ヨーロッパ→中東→アフリカ→南米→北米→日本です。
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デジカメのUSBケーブルをなくしてしまって以来アイポッドにデジカメの写真が取り込めなかったのですが、昨日取り込めました!

ドミトリールームで同室になったアメリカ人女性(この旅で初めてアメリカ人に会いました)が、なんと私と同じデジカメを持っていたのです。
もちろんケーブルも純正品。
デジカメの色まで同じで、全く同じものでした。

大阪で4年間英語を教えていたらしく、日本語ペラペラ。
ケーブルも快く貸してくれました。

お礼に予備のデジカメバッテリーを差し上げました。
4本も持ってきてたけどさすがにそんなに使う機会なかったから。

あー、でもよかったー。
タイ後半から今までずっとアイポッドに取り込めてなくて、1ギガと256メガのSDカードメモリが一昨日とうとう満タンになっちゃって途方にくれてたんですよ。
アイポッドで写真取り込みに対応しているデジカメの機種も限られているらしく、別の人に貸してもらったときには使えなかったこともあったりして。

でも驚いたのはアイポッドのバッテリー消費の早さ。
1ギガのデータを取り込むのに500メガまで取り込んだくらいの時点で空になった。
写真取り込みってそんなに電池食うんだ。
そして全部取り込むのに1時間以上かかった。
あー、早くケーブル手に入れないと。
日本では1200円で気軽に買えるケーブルが、アジアでは入手困難…。

その方とは中国の印象についての話とかしてました。

その人。「中国の自然は好きだけど、人はあまり好きではないです。」
私。「私も!中国人は少しうるさいです。」
その人。「いえ、うるさいのは大丈夫なんですけど、お金のことしか頭にないようなのが好きではないです。お金のことばかり言う。」
私。「ああ、そういう感じもありますね。観光地では中国人と同じ値段で買い物が出来ないですね。」
その人「そう、ライチもほんとは1キロ1元なのに、私からは5元と言います。買いませんでした。欲しかったけど。」
私。「私からは10元と言われました。観光地は特に高いですね。」

とか。日本語ペラペラ。
お金しか頭にないかー、確かに商売熱心だし、観光地ではどこの国よりボるもんな。
商売熱心というか、欧米人にすら中国語でペラペラとセールスをまくしたててる姿をよく見るくらいパワフル。
中国ほど社会主義経済が合わない国もなさそうなのに、面白いものだなー。

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今日は10時ごろまで寝てました。
最近移動疲れがたまってたのでぐーぐーと寝ちゃいました。

そしてホテルをチェックアウトし、同額でクーラーつきのユースホステルがあったのでそちらに移動。
お金を払おうとしたら「これは偽札ね」と受け取ってもらえませんでした。

え!?

中国では100元札に偽札があるとか聞いていたけどこれがそうなの!?
記憶を思い返してみると、私が100元札を持ったのってATMで下ろしたとき以外は今朝ホテルでもらったやつだ。
ホテルだ!

。。。でもこれ受け取ってもらえないんだろうなー。
「うちのホテルが渡したものじゃない」って。
もらったときに指摘できないとアウトのルールだもんね(ベトナムでは)。
あー、また13億人相手にばば抜き大会かー。
ちょいブルー。

見分け方は左下の100という文字の色と、透かしの色。
本物と比べると100という文字の色以外に位置も違うし。どんだけ適当なコピーなんだよ。

そしてレンタサイクルを借りて陽朔の周辺をサイクリングしようとレンタサイクル屋に行ってデポジットでさっきの札を使おうとしたら(デポジットなのでどうせ自分に返ってくるし)「これは偽札だからもらったところで代えてもらいなさい」と言われました。
うーん、正論だけど、ベトナムでも駄目だったのに中国なんてもっと駄目だと思う。

でも駄目元でもっぺんホテルに「偽札だったから換えて!」と言いに行きました。
すると、なんと「ごめんなさい、気づきませんでした。換えます。」とあっさり換えてくれました!
中国なのに!
謝ってくれた!
換えてくれた!
中国なのに!
中国なのに!
中国なのに!

びっくり。うれしい。中国、やればできるじゃん!

うれしいまま無事にサイクリング。
結構楽しかったー。川くだりより全然山が綺麗だったし。
すごく贅沢なサイクリングでした。

ちなみに道路沿いでは2元(35円くらい)で散髪屋さんが営業してました。
やっすぅー。
陽朔はもう結構観光地化されてるのでチャーハンも15元(250円くらい)なのに。

ちなみにお昼を食べようとした街の食堂で広州の大学生と知り合い(私が7元と言われたごはんを普通6元だ、と交渉してくれた。)ました。

そんで陽朔に帰って中国マッサージをしてもらいました。
1カ国1マッサージ。(やってない国もあるけど)
1時間30元(500円くらい)。

他の国のマッサージと比べて、ちゃんと裏づけがあってもんでる感じを受けました。
ベトナムでは揉んでるだけだろそれ、て感じだったのですが、中国では結構気持ちよかった。
でも最後は痛かったー、30分だけにしとけばよかったな。

いまのところマッサージランキングは以下の通り。
1.タイマッサージ
2.中国マッサージ
3.ラオスマッサージ
4.ベトナムマッサージ
5.バリマッサージ

です。

陽朔は500mほどのメインストリートが一本と200mほどのサブストリートが5本程度の小さな街なのですぐ観光が終わりました。
バーもあるし西洋人も多いし人も多いけど、景観を守る意識が高いというか条例で決まってでもいるのか、全体の雰囲気は壊れていないのでなかなか楽しめました。

明日はお昼に陽朔から桂林に移動して、桂林から昆明まで列車で移動します。
16時すぎに桂林を出発して昆明に着くのが翌日(!)の22時過ぎ。
バス移動も含めて40時間程度の移動です。
昆明は中国雲南省の中心都市で、そこから麗江という世界遺産の街に移動します。

ちなみに中国の印象。

声がでかい。(聞こえてますから)
縮尺がでかい。(地図がkm単位)
言うことがでかい。(変わった岩にすぐ「龍」とか名付ける)

それと今まで東南アジアを旅してきて気に入った街。

バリのウブドゥ
タイのピピ島

かなー。
本日は桂林に来た一番の目的である璃江(りこう)下りをしてきました。
なんか山水画風の山が林立している中に川が流れていて、そこを大型の客船で下るやつ。

ちゃんと時刻通りに昨日のリーさんが迎えに来てくれてバスに乗り込みます。

う、これ外国人向けツアーじゃない。。。
全員中国人だ。
ガイドも英語がまったく話せない。何時とかどことかも駄目。

値段の高いほうにしてねってリーさんに言ったのに通じてなかった。

そしてなんかバスステーションのようなところで下ろされて服にシールを貼られた。
でも何時に集合とか聞いてない。
同じシールを付けた人のそばでうろうろするけど、「キャンユースピークイングリッシュ?」と言っても迷惑そうに手を振られるだけ。

このツアー結構高めだから中国人の中でも富裕層のはずなのに。
(ちなみに中国では保母さんが月に500元でした。1万円弱。)
せめてカタコトでも出来たらと思うけど、普通の人はまったく駄目みたい。

そんでなんとかカタコト英語が出来る人を捕まえて一緒にいさせてもらえることに。

そしてなんとか始まった桂林の川下り。始まる前からどっと疲れた。
私としては山水画風な雰囲気を期待していたのですが、なんか天気もよくすごく健康的な雰囲気。
言うなれば、別にバスからこのくらいの景色はいつも見ていたというか。
そして中国人めっちゃうるさい。
そして写真撮りすぎ。
ずーっと写真撮ってる。
写真撮るときは周りの人を全部どかせてから完璧なポーズで撮る。
何枚も撮る。
相当自分が好きみたい。


世界遺産なのになぁ。。。
330元もしたのになぁ。。。
わざわざ桂林まで来たのになぁ。。。

けして悪くはないけど、期待しすぎた。

10時20分に始まった川くだりは13時40分に終了しました。
そして川下りの終着地点から始まる陽朔という街で降り、なぜか観光が始まりました。

あれ?

あ、そういえば船代が230元でツアー代が100元とかあった。
ツアーって川くだりのことじゃなかったんだ。

んで、ここで寺とか鍾乳洞とか山とか木とか見てました。

ここの蓮畑が素晴らしかった!
私は蓮の花が大好きなんですけど(ベトナムでバカ買いしたミンロンという食器も蓮のデザイン)、私が思い描く理想の蓮畑でした。
後ろには山水画風の山が林立していて、相当いい感じ。絵になる。

これだけのために陽朔来てもよかったかも。
川くだりよりこっちが面白かった。

そして陽朔に戻り、ツアーと離れてこの街に2泊することに。
一緒のツアーだったカタコト英語が出来る人(の家族)も一緒のホテルに泊まりました。
150元くらいのホテルしかないと思ってたらしいけど、私のホテルは1人25元からだったから。

陽朔は素晴らしかった。
世界一周した別の人がほめちぎっていた場所だったから来てみたけど、こっちのほうが桂林よりよっぽど山水画風。

岩のような山や川に囲まれて、建物は昔の中国風の木造、川の向こうでは馬や水牛が草を食んでいる。
おおー、すごい。
しかも陽朔ってホテルにはまったく苦労しない。普通の食堂などもホテルを兼営していたりして、中心部では3、4件に1件くらいはホテル。

私も25元(450円くらい)でドミトリーに泊まりました。
明日はぶらぶらしようっと。

さて、移動で疲れていて例によって目覚ましもかけなかったのですが無事6時に起床、南寧駅へ向かいました。

待合室は有料の待合室もあり(5元)、なかなかきれい。

でも待ってる人が多すぎて、30分くらい前から乗り込みを開始して出発ぎりぎりに終わりました。
中国って。。。
でも昨日買った切符が間違ってることを伝えたらちゃんと対応してくれました。中国なのにすごい!

そして桂林へ向かいます。
桂林へは鉄道で5時間くらい。中国では近いほうです。
中国の鉄道は軟臥(ソフトベッド)、硬臥(ハードベッド)、軟座(ソフトシート)、硬座(ハードシート)に分かれています。
軟座がよかったのですが売り切れだったので硬座。

65元(1100円くらい)でした。
でも軟座は7日先まで売り切れ表示が出ていたのでそもそも存在していないのかも。

硬座でも十分快適(当社比)でした。クーラーついてるし。
トイレも割と許容範囲だし。
でも硬座というだけあって超硬かった。こんなに硬くする必要があるのかと思うほどに。

疲れていた&景色が特によくなかったのでぐーぐー熟睡。

13時ごろ桂林へ着きました。

駅を出てメインストリートを歩き出すと、客引きのおばさんがホテルを紹介すると言ってきたので付いていくことに。
(地球の歩き方のホテル情報は1万円くらいの宿とかばっかり紹介していてまったく使えない。高級ホテルばっか泊まり歩くってどんなバックパッカーやねん。)

。。。きったなぁー。。。

昨日は2ツ星で40元だったので、その程度のものを期待していたのですが、罰ゲーム的な部屋しかない。
狭い、暗い、窓がない。
その割に高い(50元とか)。

客引きのおばさんが英語が話せなかったのも痛かった。
交渉が値段の交渉しかできない。
安くしてほしいのではなくて、もっとましな宿がいいと伝わらず、ディスカウントばかりしてくるので困ってしまった。

ここに泊まるとへこみそうなので、新たな宿を探して歩く。
そしたらまた客引きのおばさんが声をかけてきた。
「Hotel?」
おお、この人は英語が話せる!(この程度ですが)

色々話した結果、60元でいいホテルがあるという話だったので付いていく。
着いたホテルは確かにいいホテルだった。
オートロックだし、ロフトもあるし、ベランダもあるし、シャワーもクーラーもある。

というか分譲マンションの売れ残りの部屋。ホテルじゃない。

でも日本と比較してもまぁまぁきれいなマンションだったのでここに決定。セルフホームステイ感覚。
よかった、あの監獄みたいな部屋にしなくて。

そしてついでに桂林に来た目的である川くだりをブッキング。
330元(5500円くらい)でした。
車での送り迎え、船代、昼食代、陽朔での観光含む。

このおばさんはリーさんといって、終始にこやかかつ粘り強い交渉をしてくれました。
帰りのバスが要らないと話したらちゃんとディスカウントしてくれたし、安心して交渉できました。
日本で営業の職に就いたらさぞ成功していたでしょう。
中国に来て感じるのは商売への熱心さ。
華僑がどこでも成功するのはとっても分かる。

このお金への執念にのんびりした&変化を嫌うベトナム人は敵うまい。

中国ではこの中国人の商売熱心さのおかげで色々助かってます。
愛想は昔よりはましになってるし、英語が話せる人も若い人を中心に増えてきたし、部屋の料金もホテル前にどーんと出してて明朗会計だし。

いいホテルにチェックイン出来て時間があったので、七星公園というところに行ってみました。バスで20分、1.2元(20円)。

ここはめっちゃでかい公園で、中に動物園とかお寺とか洞窟とか鍾乳洞があるのです。
でかかった。

35元払って入場し、中をぶらぶら。
。。。しているうちに熱射病になるかと思った。
広いよ中国。

中では鍾乳洞がすごかった。
30元も払わなきゃいけなかったのでやだなーと思っていたのですが、払った価値がありました。
私一人の貸しきり状態だったんだけど、耳が痛くなるくらい静寂。
そしてぽかーんと空いた大きな空洞。

別世界のようでした。

そして満足&熱射病でふらふらしながらバスでホテルまで戻りました。
うー、なんか気持ち悪い。

ホテルでしばらく休んだらましになったので、夜店にくりだしました。懲りてない。

桂林では毎晩長さ1kmにおよぶ夜店があるのです。
売ってるものは茶、ヒスイ、香水、似顔絵、お菓子、水牛の櫛、変なおもちゃなどなど。
私の好きなクリスチャンディオールのジャドールという香水のコピー香水があったので買いました。貴婦人という名前だった。容器込みで18元(300円くらい)。

海外では意外に香水を消費する。
もうこれで3本目です。
周りやベッドが臭い時に必須。

夜店のおっちゃんは親切でした。
あれ、なんか楽しい中国。
だめだこんなはずじゃないのに。

なんか私が中国に対して抱いてるイメージは「あなたは好きじゃないけど、あなたの持ってる世界遺産は好きよ」という感じ。
人がよくないのはすでに3回行った経験から知ってるので、世界遺産(自然とか)の感動が中国人によってどれだけマイナスになるかなって計算でした。

まさか結構いい人に出会うなんて‥。

ハノイのホテルを早朝に出て、中国の南寧行きのバスに乗り込みました。
ふむふむ、狭くはあるけど結構豪華(ラオス比)じゃん。

でも中国行きのバスだからか車内は中国語オンリー。
ガイドも同行してくれたけど英語が話せない。う、大丈夫かな。

隣の人も大事なんだよね。
ラオスでは隣に座った人にひどい目にあったし。

乗り込んでくる人をチェックしていると、日本人ぽい20歳前後のオシャレ(ベトナム比)の男性がいたので「この人がいいなー」と思っているとこの人でした。
ラッキィー!!

ちなみにバスで一番望ましいのは若い女性、次におばさん、次に若い男性、鬼門なのは30代後半から50代くらいの男性。

結局この人はベトナムのハノイ大学に通う21歳の中国人さんだったのですが、英語がペラペラですごく紳士で、大正解でした。
趣味で日本語を勉強しているらしく、色々会話も弾みました。
日本人がいろんな国でビザ免除になっている話になったとき、中国人はどこに行くにもビザがいる、という話になって「へー」となったり。

途中でベトナムから中国への国境があったのですが荷物を持ってくれたり中国語でお金を中国元に換金してくれるように交渉してくれたり。

欧米人がトイレに行きたい、と言い出したときには400mくらい歩くトイレに案内してあげてたりして。なんてえらいんだ。
海外で会う若い中国人には、今まで中国に対して持っていたイメージを覆される。

ちなみに国境、ベトナムの国境はすげーぼろく、中国の国境はめっちゃ立派でした。
そしてバスに乗っていた黒人さんは国境でひっかかったらしく、帰ってこなかったのでバスはそのまま発車してました。わお。

中国の国境では入国係官に対し「とても満足、満足、不満、とても不満」を選ぶスイッチがあり、サービス向上の努力をしてました。
中国じゃないみたい。

そして南寧に4時に到着(ベトナムとは1時間時差があるのでベトナム時間で3時)。
でっか。
きれい。

どうしちゃったの中国。
あなたはどっちかというとジャイアンだったじゃない。
出来杉君じゃなかったじゃない。

とりあえず駅前のホテルにチェックイン(40元。700円くらい)。
普通にきれいでクーラーもテレビもありました。

明日の桂林への移動のために列車のチケットを取って、そのへんぶらぶらして就寝。
列車のチケットオフィスでは英語が通じました。
しかも中国人がちゃんと列に並んでた。

どうしちゃったの中国。

でも買った切符の出発地が間違ってたけど。
うん、それでこそ中国クオリティ。
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なおこ
性別:
非公開
自己紹介:
大阪出身の25歳女です。
世界一周中です。

2007/5/6にバリ島へ出発して、
アジア→ヨーロッパ→中東→アフリカ→南米アメリカ
の順で、1年間かけて世界一周しています。

滞在予定国数は40カ国です。
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