角膜炎というのになってました

NYに来ました。
久しぶりの先進国ということで、中南米で行けなかった医者に行ってきました。
メキシコでは風邪を癌と診断したりするんですよ（実話）。かっこいいでしょ。

去年の９月から目が痛くて仕方ないと思っていて、最近裸眼だと本を読むことも難しくなったり、焦点が合いにくくなったりしてたので、今日NYで改めて診察してもらったら角膜炎でした。
一度ギリシャで診てもらったものの、どうもその時は角膜炎とは診断してもらえず治らなかったんですよね。
治療が遅れたのでちょっとぎりぎりだったそうです。
今なら短期間のうちに薬で治るみたい。
間に合ってよかった。

でも自腹で結構高いメガネ作るはめになりました。
「もう日本に帰るからいいです」って言ったら
「ほっといたら腫瘍ができますよ」と言われ、おとなしく作ることにしました。
見せてもらったフレームは、NYメイドなのでさすがにデザインがかっこよかった。
だからまぁいいか、と思ってたら
「コストを下げるために老眼鏡のフレームを使ってます」
とのこと。

NYのご老人はラメ入りの老眼鏡を使っているそうです。さすが。
そして老眼鏡をかっこいいと思っていた自分。

で、今日は世界４大美術館のひとつというメトロポリタンに行って来ました。
いやー、これルーブルをしのぐのではないでしょうか。
モナリザとミロのヴィーナスさえこっちにあれば世界一のミュージアムかも。

世界を旅して思いましたが、博物館も美術館も、いいものはかたまってるもんですね。
大英博物館とルーブルとメトロポリタン行っとけば世界のトップレベルの作品の半分くらいは見れる気がする。

あと、NYはさすがに小物や街がおしゃれ。
デザインで言うと北欧がすばらしいけど、高いしちょっとお上品なので、NYのほうが親しみやすいおしゃれ。
街も、パリを現代風にしたような趣がある。

NY滞在、終盤に来て消化試合かと思いきや楽しくなりそうです。

帰国のめどが立ちました。

1ヶ月近くごぶさたしてしまいました。

今はメキシコにいます。
イースター島を出てからは南米大陸のそのまた南をまわってました。
世界最南端の町ウシュアイアでは夜の11時まで明るいというちょい白夜も体験しました。

あとはパタゴニアまわりということででっかい氷河に行ってみたり、オタリアやペンギンを見たり。

アルゼンチンではソムリエ志望の建築士さんと一緒に観光していて、ワインのいろはを教えてもらいました。
今までまったく分からなかったワインだけど、いろいろ知ると割と面白かったです。

そしてサッカーを見たのを最後に半月以上いたアルゼンチンを終了し、パラグアイの日本人居住地へ。
大自然の中でのんびり暮らしてる日本人を見られてこういう生き方もありか、と思いました。

で、イグアスの滝を見てからブラジルへ。
イグアスの滝はさすが世界一で、怖いほどの迫力でした。

ブラジルでは世界で2つしかない日本人街へ。日本の田舎ほどの雰囲気で、すべてが日本語で済んでしまうワンダーワールド。
ここでは現地のおじいさんと仲良くなったので、サンパウロの貧民街（旅行者一人で行くと非常に危険）を見学させてもらえたりしました。
みんな暖かかったです。

そしてブラジルには私の親戚がいるらしく、その消息も聞けてなかなかドラマチックでした。

今はメキシコです。
ここはかなり都会だし、治安も悪くないし、見るところはたくさんあるし、人は暖かいしでのんびりできています。

メキシコが終われば次は最後の大陸である北米です。

NY、ワシントン、バンクーバー、ラスベガス、ロス、サンフランシスコ、ホノルル、で、日本に帰国します。

今日帰国便の予約をしました。

とりあえず5/2の夕方に関空着です。

ただ4/10過ぎくらいに帰る可能性もあります。
その場合4/5あたりに判明する予定なのでその時はまたここで報告します。

イースター島にいます

お久しぶりです。

今はイースター島にいます。あのモアイの。
モアイさんは意外とどれも個性があって面白いです。
それに思ったよりでかい。
１０メートルのモアイは迫力あります。

そして、ラッキーなことに、年に１度２週間だけ催されるお祭りの時期にバッチリヒットしてて、イースター島到着日が初日でした。

毎日お祭りを見に行ってます。
お祭りではアップテンポな曲（ドンドコドンドコみたいな）にポリネシアンダンスというか腰を振る踊りを１００人くらいで踊ってくれます。これが最高です。
どうやってやるのか分からないほど腰の動きがなめらかで、女性のみならず男性も子供も腰が生き物のように動く。

今まで現地の歌のCDなどは買ったことが無かったんですが、CDも２枚買ってしまい、DVDも買ってしまい、運動音痴なのにダンスもちょっと体験教室に参加したりしてしまいました。
まぁ私にあの腰つきは出来なかったですけど、楽しかったです。

星も綺麗で、目立つはずのオリオンがどこにあるか分からないほど大量の星が見えます。
もちろん天の川も見えます。
島は物価が高く、ここではテントで寝泊りしてるのですが、寝る時に星が見えてとてもロマンチックです。

島の人もとても親切で、通りすがりにみんな笑顔で挨拶をしてくれます。
交通機関の無いこの島では、通りすがりの旅行者がみんなヒッチハイクをしていて、現地の人も快く乗せてあげています。
動物も多くて、野良犬ならぬ野良馬がいます。
オーストラリアで言うカンガルー的な位置づけで。

あー、癒される。

ここイースターも素晴らしいですが、１２月末に南米に来て以来素晴らしい大自然に出会いっぱなしです。
私が今までアジアやヨーロッパや中東ですごいと思っていた自然はなんだったんだろうくらいの勢いで素晴らしいです。

アンデス山脈では真っ赤な湖や真っ青な湖があって、
アマゾンではピンクイルカやアナコンダやワニがいて、
世界最大の塩の湖では雨季で水が張って地面も空も全部青と白だけで統一されて幻想的で、
などなど。

旅行も終わりが見えていますが、「あー、来て良かった！！」と感動している毎日です。

中東は宗教、ヨーロッパは歴史、のように、南米は大自然が素晴らしいです。

カメラが壊れてしまいました。

カメラが壊れてしまいました。
12月頭に異音を発し、その後液晶の半分が青くなったり、動画が砂嵐になったり、電池を認識しなくなったりと瀕死の動きを見せていた私のデジカメも、もうシャッターが下りなくなってしまいました。

とどめをさしたのは私で、かばんから落下させてしまったのです。
ごめんなさいデジカメ。

イースター島を目の前にしてアンラッキーです。
が、イースター島の次に行くチリ最南端の街に免税区域があるそうで、そこでデジカメが手に入りそうです。
サンチアゴではあんまりいいのがなかったのでそこで買います。

イースター島の写真は一緒にイースター島を巡る予定の知人にお願いしてみます。

私の旅も10ヶ月に及び、持ち物が限界を迎え出しました。

パソコンが壊れたのを皮切りに、
デジカメが壊れ、
アイポッドがイスラエルの入国審査で投げられて以来再機動を繰り返しており、
最近モンベルのボシェットも壊れ(おかげでデジカメが落下した)、
ダンロップのリュックも破け、
海外で買ったカバン類は全部壊れ、
日本から持ってったズボンは全部破け、
靴下や下着類も破け、
薬や洗面用具や日本食も底を尽き、

....もう限界だー。

カバン類は酷使するせいか、すぐ壊れます。
電化製品もデリケートなせいか、すぐ壊れます。

服なんてもう日本を出た時のはほとんど残ってないです。
全とっかえ。

旅行に出てからはもったいない運動のマータイさんもびっくりなほど物を大事にしてます。
とにかく捨てない。
重量の関係で捨てざるを得ない時も誰かにあげる。
基準が[使えるか、使えないか]になってます。
日本にいる時は使えるものでも[古い、ださい、汚れた]などの理由で捨てたりしてましたが、今はとんでもないです。
日本製品なんてまず手に入らないし、買い替えると質が低いものしか手に入らないのです。手持の日本製品を大事にするしかない。

今私がどこでもドアを持っていたら、日本のスーパー行きます。
ジャスコとか。

ただ、こんな中でも酷使に耐えてくれてるものがいくつかあります。
グレゴリーのバックパック
Gショックの腕時計
エレッセのウィンドブレーカー
ユニクロの服

どれも長持ちをうたうだけある。
特にユニクロ。服でこんなに長持ちしたのはユニクロだけです。ユニクロばんざい。

チリの海産物

チリは南北に長い海岸線を持つ国なので海産物が有名なのです。
というわけで今日海鮮市場に行ってきました。
私は海産物大好きなので期待でぱんぱんになりながら。
ガイドブックおすすめの一番有名な店で、一番高い海の幸のスープを頼みました。
ムール貝、えび、白身魚、はまぐり、いかなどなど、盛りだくさん。

えーと、とにかくまずい。

今まで私が海産物に抱いていた愛がしぼみそうなほどまずい。
においからしてまずい。
なまぐさい。
そして食感がざりざり、またはもわーっとしている。

なんで??
どうしたらこんなにまずくなるんだろう。

日本人かタイ人かイタリア人かスペイン人呼んできてほしい。

アルゼンチン人が[海産物はまずいから肉が好き]と言っていた理由が今なら分かる。
そしてうに。
うにの常識が覆るほどまずかった。

どうもチリの海産物は味が違うみたい。

うーん残念。