世界一周についての報告書です。
2007/05/06に日本を出発し、2008/04に日本に戻ります。
行き先はアジア→ヨーロッパ→中東→アフリカ→南米→北米→日本です。
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全然更新してませんでした。
元気にやっています。
ヨルダンのアンマンから、隣国にあるイスラエルのエルサレムに行ってまいりました。
先に中東を旅した人から「エルサレムの旧市街、ヨルダンのペトラ遺跡、エジプトのダハブの紅海がいい!」と中東お勧め3ポイントを聞いていたのでわくわくしながら入国…しようとしたのですが。
世界一厳しいと評判のイスラエル入国、やっぱり一筋縄ではいきませんでした。
「イスラム圏に行ったことが無ければすぐ通れる」
「シリアに行くと平均3時間待ち」
「シリア、イラン、パキスタンの3点セットで8時間待ち」
「MAX16時間待ち」
との事前情報なので、シリアから抜けてきた私は3時間待ちを覚悟。
入国時は12人の日本人と一緒に行動しており、一人づつ「いけた!」「だめだ!」と運命が分かれます。
結局12名中私を含めた3人が3時間待ちコース。
シリアに4日以上滞在しているかどうかがポイントだったようです。
3時間待っている間、
「おじいさんの名前」
「お父さんの職業」
「今まで行った国全てとこれから行く国の全て」
「日本での連絡先(住所、携帯番号、家電話番号、メールアドレス)」
「イスラエルに来るためのお金はどうやって作ったのか」
など質問されてました。
でも入国審査官がとっても美人でユーモアもある人だったので残された3人はウキウキしながら待ってました。
ちなみに待ち仲間から聞いた情報が面白かったです。
その人は元ロシア領の中央アジアから抜けてきた人でした。
ウズベキスタンでの話。
「ウズベキスタンに入国して、無事1泊目のホテルにチェックインしたんですよ。で、嬉しくてロビーで口笛を吹いていたらホテルのロシア人スタッフに平手で殴られました。
「うるさい」ってことらしいです。
メガネも飛んじゃいました。
いやー、ホテルにチェックインして2分後に平手で殴られるとは。」
とのこと。
こんなことは日常茶飯事らしく、警察はこのロシア人をもっとタチ悪くしたような人しかいないそうで。
「こっちの地区にはよく警察が出没するらしいの注意!」
と情報が出回り、もう警察は完全に強盗扱いです。
あとアルメニア一国しか承認していないような自称国家という都市が国家になったような国家が多く存在(10以上)しているのも中央アジアの特徴で、ビザも発行しているそう。
実際に見せてもらったのですが結構ちゃんとしたビザでした。
で、聖地エルサレムに無事入国。
エルサレムは新市街と旧市街に分かれていて、新市街はお金持ちユダヤ人の住むヨーロッパっぽい町並み、旧市街は壁に囲まれた中東のスークのような雰囲気。
整地があるのは軒並み旧市街なので、ここではイスラム教、キリスト教、ユダヤ教、アルメニア系キリスト教の信者が4つの地区に分かれて住んでいます。
少し歩くと別の宗教、別の人種なのでとっても興味深い。
ユダヤ教はみんなシルクハットをかぶってひげもじゃもじゃで黒いスーツを着て歩いています。
ユダヤ教の人と会うことなんてほとんどなかったから全てが「わあ!」って感じ。
先にちょっと述べましたが、旧市街にはイスラム教、キリスト教、ユダヤ教の聖地があります。
イスラム教の開祖マホメットが昇天したという岩のドーム。
キリストが磔られたゴルゴタの丘の上に立つ聖墳墓教会。
ユダヤ民族が2000年前に建てた神殿の名残である嘆きの壁。
どれも神聖な空気が流れていて、これはここにしかない空気でした。
嘆きの壁ではユダヤ教の人達が大量にトランス状態になってたり。
ただ、ここは宗教を理解していないと面白さも半減するので、夜は毎晩日本人が集まってガイドブック片手に勉強会。
おかげで宗教に詳しくなりました。
で、キリストの生誕の地であるベツレヘムにも行ってきました。
ここはエルサレムから10キロのパレスチナ自治区の中にあります。
(まぁパレスチナ自治区の中にエルサレムがあるので、ちょっと歩けば自治区なんですけど)
パレスチナ自治区はベルリンの壁もかくやという高い壁(10M以上)に囲まれていて、銃を持った人のセキュリティチェックを何度も受けます。
ベツレヘムは第二の聖地だけあって安全と聞いていたので行ってみました。
でも銃声がして死ぬかと思いました。(兵士の試し撃ちだったよう。怖いので止めてください。)
ベツレヘムの市場は活況で、アラブ丸出しのごちゃごちゃした感じ。
ユダヤ人入植前まではこんな感じだったのかなーと想像しました。
キリストが生まれた洞窟の岩にも触れて満足です。
ちなみにユダヤ人はパンを焼くのがとっても上手らしく、パン屋さんのパンがもう激うまでした。
忘れられない。
そうそう、インドで会ったユダヤ系アメリカ人のお宅で晩御飯をご馳走になりました。
ユダヤについていろいろ教えてもらえて面白かったです。
という訳で、3泊の予定がついつい5泊もしてしまうほど魅力的な街でした。
元気にやっています。
ヨルダンのアンマンから、隣国にあるイスラエルのエルサレムに行ってまいりました。
先に中東を旅した人から「エルサレムの旧市街、ヨルダンのペトラ遺跡、エジプトのダハブの紅海がいい!」と中東お勧め3ポイントを聞いていたのでわくわくしながら入国…しようとしたのですが。
世界一厳しいと評判のイスラエル入国、やっぱり一筋縄ではいきませんでした。
「イスラム圏に行ったことが無ければすぐ通れる」
「シリアに行くと平均3時間待ち」
「シリア、イラン、パキスタンの3点セットで8時間待ち」
「MAX16時間待ち」
との事前情報なので、シリアから抜けてきた私は3時間待ちを覚悟。
入国時は12人の日本人と一緒に行動しており、一人づつ「いけた!」「だめだ!」と運命が分かれます。
結局12名中私を含めた3人が3時間待ちコース。
シリアに4日以上滞在しているかどうかがポイントだったようです。
3時間待っている間、
「おじいさんの名前」
「お父さんの職業」
「今まで行った国全てとこれから行く国の全て」
「日本での連絡先(住所、携帯番号、家電話番号、メールアドレス)」
「イスラエルに来るためのお金はどうやって作ったのか」
など質問されてました。
でも入国審査官がとっても美人でユーモアもある人だったので残された3人はウキウキしながら待ってました。
ちなみに待ち仲間から聞いた情報が面白かったです。
その人は元ロシア領の中央アジアから抜けてきた人でした。
ウズベキスタンでの話。
「ウズベキスタンに入国して、無事1泊目のホテルにチェックインしたんですよ。で、嬉しくてロビーで口笛を吹いていたらホテルのロシア人スタッフに平手で殴られました。
「うるさい」ってことらしいです。
メガネも飛んじゃいました。
いやー、ホテルにチェックインして2分後に平手で殴られるとは。」
とのこと。
こんなことは日常茶飯事らしく、警察はこのロシア人をもっとタチ悪くしたような人しかいないそうで。
「こっちの地区にはよく警察が出没するらしいの注意!」
と情報が出回り、もう警察は完全に強盗扱いです。
あとアルメニア一国しか承認していないような自称国家という都市が国家になったような国家が多く存在(10以上)しているのも中央アジアの特徴で、ビザも発行しているそう。
実際に見せてもらったのですが結構ちゃんとしたビザでした。
で、聖地エルサレムに無事入国。
エルサレムは新市街と旧市街に分かれていて、新市街はお金持ちユダヤ人の住むヨーロッパっぽい町並み、旧市街は壁に囲まれた中東のスークのような雰囲気。
整地があるのは軒並み旧市街なので、ここではイスラム教、キリスト教、ユダヤ教、アルメニア系キリスト教の信者が4つの地区に分かれて住んでいます。
少し歩くと別の宗教、別の人種なのでとっても興味深い。
ユダヤ教はみんなシルクハットをかぶってひげもじゃもじゃで黒いスーツを着て歩いています。
ユダヤ教の人と会うことなんてほとんどなかったから全てが「わあ!」って感じ。
先にちょっと述べましたが、旧市街にはイスラム教、キリスト教、ユダヤ教の聖地があります。
イスラム教の開祖マホメットが昇天したという岩のドーム。
キリストが磔られたゴルゴタの丘の上に立つ聖墳墓教会。
ユダヤ民族が2000年前に建てた神殿の名残である嘆きの壁。
どれも神聖な空気が流れていて、これはここにしかない空気でした。
嘆きの壁ではユダヤ教の人達が大量にトランス状態になってたり。
ただ、ここは宗教を理解していないと面白さも半減するので、夜は毎晩日本人が集まってガイドブック片手に勉強会。
おかげで宗教に詳しくなりました。
で、キリストの生誕の地であるベツレヘムにも行ってきました。
ここはエルサレムから10キロのパレスチナ自治区の中にあります。
(まぁパレスチナ自治区の中にエルサレムがあるので、ちょっと歩けば自治区なんですけど)
パレスチナ自治区はベルリンの壁もかくやという高い壁(10M以上)に囲まれていて、銃を持った人のセキュリティチェックを何度も受けます。
ベツレヘムは第二の聖地だけあって安全と聞いていたので行ってみました。
でも銃声がして死ぬかと思いました。(兵士の試し撃ちだったよう。怖いので止めてください。)
ベツレヘムの市場は活況で、アラブ丸出しのごちゃごちゃした感じ。
ユダヤ人入植前まではこんな感じだったのかなーと想像しました。
キリストが生まれた洞窟の岩にも触れて満足です。
ちなみにユダヤ人はパンを焼くのがとっても上手らしく、パン屋さんのパンがもう激うまでした。
忘れられない。
そうそう、インドで会ったユダヤ系アメリカ人のお宅で晩御飯をご馳走になりました。
ユダヤについていろいろ教えてもらえて面白かったです。
という訳で、3泊の予定がついつい5泊もしてしまうほど魅力的な街でした。
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プロフィール
HN:
なおこ
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性別:
非公開
自己紹介:
大阪出身の25歳女です。
世界一周中です。
2007/5/6にバリ島へ出発して、
アジア→ヨーロッパ→中東→アフリカ→南米アメリカ
の順で、1年間かけて世界一周しています。
滞在予定国数は40カ国です。
世界一周中です。
2007/5/6にバリ島へ出発して、
アジア→ヨーロッパ→中東→アフリカ→南米アメリカ
の順で、1年間かけて世界一周しています。
滞在予定国数は40カ国です。
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